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Raw

ninix-kagari

What is this

ninix-kagariはデスクトップマスコットの1つ、伺かの互換アプリケーションです。

ninix-aya が長らく更新されていないので 私の環境(Debian stable)でいい感じに動作するようにしたものになります。

ついでにninix-aya自体もosdn.netの存続が怪しいのでその保存の意味もあります。 v0.0.0がninix-aya 5.0.9に対応しているので 必要であればそちらを参照してください。

Notice

Installの節を実行してninix-kagariを起動するだけではゴーストは現れません。

GhostとBalloonを少なくとも1つずつインストールする必要があります。

Supported OS

  • Linux

  • Windows1

  • BSD

Requirements

  • ruby

  • ruby-gettext

  • ruby-gio2

  • ruby-gtk3

  • ruby-narray

  • ruby-zip (rubyzip)

  • ninix_fmo

が最低限必要なものになります。 ninix_fmoは リンク先からインストールする必要があります。

  • ruby-charlock-holmes

が一部SHIORIで使われているようなので必要であればinstallしてください。

  • ruby-gstreamer

は音声を再生する場合に必要になります。ただし、現状Windowsでは動作しません。

なお、ninix-ayaと必要なものは一緒なのでパッケージ管理システムが使える場合は

apt install ninix-aya

みたいにすれば楽できます。

Install

Linux

make install

で/opt/ninix-kagari以下に必要なファイルがインストールされます。 インストール先を変える場合はMakefileのprefixをいじってください。

インストール後はパスを通す必要があります。

PATH=/opt/ninix-kagari/bin:$PATH

実行ファイル名はninixです。

$ ninix

In Tiling Window Manager

タイル型WMではウィンドウをfloatingにするための設定が必要です。 例えばi3では~/.config/i3/configに次のような設定を記述します。

for_window [class="Ninix"] floating enable

Windows

Releasesのninix-kagari.zipを利用する場合

zipを展開してrun.batを実行すればOKです。

Windows10より前のバージョンを使っている方はrun_lower_version_10.batを 実行してください。

自分でruby環境を用意する場合

rubyinstallerのRuby+Devkitのx86をインストールしてください。 x64でも動くと思いますが、動作するゴーストが減ります。

Start Command Prompt with Rubyをメニューから実行して、 Requirementsに書かれているものをインストールします。 以下は最小構成の場合。

> gem install gettext gio2 gtk3 narray rubyzip
> git clone https://github.com/Tatakinov/ninix_fmo
> cd ninix_fmo
> rake install
> cd ..

適当な場所にninix-kagariをgit cloneします。

> git clone https://github.com/Tatakinov/ninix-kagari

実行します。

> cd ninix-kagari
> ruby lib/ninix_main.rb

Option

インストールフォルダの変更(v1.4.0以降)

環境変数NINIX_HOMEを設定することで、 ゴーストやバルーン等をインストールするフォルダを変更することができます。

なお、Releaseのninix-kagari.zipではデフォルトで 【run.batのあるフォルダ】/.ninixに それらを保存しています。

UNIXソケットの使用

環境変数NINIX_DISABLE_UNIX_SOCKETを設定することで、 UNIXソケットを使わないようになり、 Windows版は10より前のバージョンでも動くようになります。

ただし、Direct SSTPは使用出来なくなります。

Library

Linux

KAWARI(華和梨)は/opt/ninix-kagari/lib/kawari8/libshiori.so、 YAYAは/opt/ninix-kagari/lib/yaya/libaya5.soが必要です。 (デフォルトのインストール先の場合)

KAWARIはkawariのforkの developブランチを、 YAYAはyaya-shioriのforkの feature/improve_posix_supportブランチを それぞれコンパイルしてください。

そして、出来上がったものを上記の場所にコピーしてから、 ninix-kagariを起動してください。

なお、YAYAでShift_JISな辞書を読み込みたい場合は ja_JP.SJISロケールをインストールする必要があります。

SAORI

ninix-kagariで使用できるSAORIは現状ninix-saoriのみです。 詳しい説明は上記URLから。

Windows

32bit OS or ruby(32bit)

ゴースト内蔵のSHIORIを使うため、特に何もする必要はありません。

ruby(64bit)

現状ではKAWARIとYAYAを使ったゴーストは動作しないと思います。(未確認)

Caution

エンバグ・デグレーション上等で作っているので、必ずしも最新版が 一番良いとは限りません。

SSP

SSPと比べてninix-kagariが優れている点は 今のところありません。 SSPを使える環境であればそちらを使うことを推奨します。

License

Copyright (C) 2001, 2002 by Tamito KAJIYAMA

Copyright (C) 2002-2007 by MATSUMURA Namihiko

Copyright (C) 2002-2019 by Shyouzou Sugitani

Copyright (C) 2002, 2003 by ABE Hideaki

Copyright (C) 2003-2005 by Shun-ichi TAHARA

Copyright (C) 2024 by Tatakinov

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Footnotes

  1. Windows10より前のバージョンでは設定が必要 ↩