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File metadata and controls

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techbook-template

Remark・Rehypeのカスタムタグとカスタムプラグインで、Re:Viewと同等機能をVivlioStyleで実現するプロジェクト

Important

現在、ベータ版的なプロジェクトです。執筆活動にともなって順次、必要な機能や不具合修正などを適用します。 Issueに何か不具合などあれば記載ください。

Warning

CLIプログラムをtechbook-template-cliへ移動しました。 メインのプログラムの内容を確認する場合はこちらを参照ください。

Overview

各ディレクトリ構成の説明と、各ファイルの概要を説明します。

techbook-template
├── biome.json <-- biome(formatter、lint)の設定ファイル
├── docs <-- Markdownファイルを置くディレクトリ
│   ├── _finally.md <-- おわりにのMarkdownファイル
│   └── _introduction.md <-- はじめにのMarkdownファイル
├── images <-- 画像を置くディレクトリ
│   ├── back-cover.png <-- 裏表紙の画像
│   ├── chat-left-icon.png <-- チャットのキャラ(左)のアイコン
│   ├── chat-right-icon.png <-- チャットのキャラ(右)のアイコン
│   ├── end-cover.png <-- 扉裏表紙の画像
│   ├── front-cover.png <-- 表紙の画像
│   └── start-cover.png <-- 扉表紙の画像
├── techbook.code-workspace <-- VS Codeのワークスペースファイル
├── techbook.config.ts <-- 設定ファイル
├── package-lock.json
├── package.json
├── dist <-- 出力ディレクトリ
└── vivliostyle.config.cjs <-- VivlioStyleの設定ファイル(自動生成)

v0.15以前にあった、srcフォルダー配下のソースコードや各種設定ファイルはtechbook-template-cliへ移動しました。

Tip

既存ユーザーの移行手順

  1. techbook-template-cliをインストール npm install kght6123/techbook-template-cli#v0.10-Release
  2. 不要なnpmモジュールを削除
npm remove \
  @akebifiky/remark-simple-plantuml @mermaid-js/mermaid-cli \
  @shikijs/rehype @shikijs/transformers @vivliostyle/cli \
  commander concurrently fs h3 handlebars hast-util-to-text \
  lodash mermaid-isomorphic mime qrcode rehype-mermaid \
  rehype-slug rehype-stringify remark-frontmatter remark-gfm \
  remark-parse remark-rehype remark-toc shiki unified \
  vfile-matter vite-node yargs @types/lodash postcss \
  postcss-import postcss-nesting tailwindcss
  1. 不要なファイルを削除
rm bs-config.js
rm postcss.config.cjs
rm tailwind.config.ts
rm tsconfig.json
rm -R src
  1. package.jsonを最新に置き換え
  2. README.mdを最新に置き換え

Demo

TODO:

Requirement

プロジェクトを実行するために必要な前提条件や依存関係を示します。

Appleシリコン版Macや、Intel版Macの場で動作確認しています。スペック的に余裕がないMacBook (Retina, 12-inch, 2017)などの低スペックなMacBookでは動作が遅い場合があります。(最近話題のCeleron N100シリーズのほぼ半分のベンチマークスコアなので当然な気もします。)

なるべくスペックに余裕があるマシンでの実行をオススメします。

また、Windows・Linuxに固有の機能はないので動作するとは思いますが動作確認はできていません、もし動かない場合はIssueを立てていただければ対応いたします。

Install and Usage

プロジェクトのインストール方法と使い方を説明します。

プロジェクトを作成する

  1. https://github.com/kght6123/techbook-template をブラウザで開いて、Use this templateボタンをクリックし、Create a new repositoryを選択して、新しいリポジトリを作成してください。

  2. 次にリポジトリをクローンして、VS Codeを開きメニューの「ファイル」→「ファイルでワークスペースを開く」からクローンしたフォルダー内のtechbook.code-workspaceを開いてください。

設定ファイルを変更する

techbook.config.tsを開いて、titleauthorなどの情報を変更してください。

export default {
  size: "JIS-B5", // B5判と"105mm 173mm"(新書)サイズのみ対応
  title: "(本のタイトル)",
  author: "(著者名)",
  publisher: "(サークル名)",
  printer: "(印刷所名)",
  editions: [
    {
      name: "初版発行",
      datetime: "2024-05-21",
      datetimeView: "2024年5月21日",
      version: "v1.0.0",
    },
  ],
  profiles: [
    {
      position: "(役職など)",
      name: "(名前)",
      description: `自己紹介文を書く<br />
brタグで改行ができます。`,
      image: "../images/(プロファイル画像を置いて指定する).png",
    },
  ],
  cover: {
    // TODO: 表紙画像が必要な場合は置いて指定してください
    // front: "front-cover.png",
    // back: "back-cover.png",
    // start: "start-cover.png",
    // end: "end-cover.png",
  },
  copyright: "(コピーライトを書く)",
};

プロジェクトをビルドする

下記のnpmコマンドを実行すると、プロジェクトのプレビューやビルドができます。

npm i # 依存関係をインストール
npx playwright-core install --with-deps chromium # Chromiumブラウザをインストール(PDF出力向け)
npm run dev # 開発モードでプレビュー(Ctrl+Cで停止)
npm run build # 本番モードでビルド(PDF出力)
npm run kdp # Kindle Direct Publishing(KDP)用の本文PDFを作成

npm run devを実行すると、Chromeブラウザが立ち上がってプレビューが表示されます。プレビューが表示されない場合は一度Ctrl+Cで停止して再度実行してください。

それでも表示されない場合は、30003001などのポートが他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。

Markdownファイルの配置

docsディレクトリにMarkdownファイルを配置してください。

  • Markdownファイルは1ファイル=1章になります
  • Markdownファイルの並び順が章の順番になるので、ファイル名の先頭に連番を入れる方がオススメです。
  • frontmatterを設定することで、章ごとの設定を変更できます。
---
description:
  VivlioStyleについて、利用しているツールやサービスを中心に解説します。
color:
  primary:
    "500": "var(--tw-rose-500)"
    "400": "var(--tw-rose-400)"
    "200": "var(--tw-rose-200)"
    "50": "var(--tw-rose-50)"
columns: true
---

# VivlioStyleとは?

VivlioStyleとは、Web標準技術によって、電子出版やWeb出版を実現するためのオープンソースの組版システムです。

主なツールやサービスとしては次の3つがあります。

注意点としては、必ず#で始まるH1ヘッダーを1つだけ書くようにしてください。このH1ヘッダーはタイトルとして扱われます。

画像ファイルについて

スクリーンショット画像など、その他必要な画像はimagesフォルダーに配置してください。表紙や裏表紙、チャットのアイコン画像などはあらかじめ、ダミーの画像ファイルが格納されています。

├── images
│   ├── back-cover.png <-- 裏表紙の画像
│   ├── chat-left-icon.png <-- チャットのキャラ(左)のアイコン
│   ├── chat-right-icon.png <-- チャットのキャラ(右)のアイコン
│   ├── end-cover.png <-- 扉裏表紙の画像
│   ├── front-cover.png <-- 表紙の画像
│   └── start-cover.png <-- 扉表紙の画像

ダミーの画像ファイルは自分の画像に上書きしてください。

Contribution

プロジェクトに貢献する方法を記載します。

  1. フォークする
  2. フィーチャーブランチを作成する (git checkout -b feature/NewFeature)
  3. 変更をコミットする (git commit -am 'Add new feature')
  4. プッシュする (git push origin feature/NewFeature)
  5. プルリクエストを作成する

Licence

MITライセンスの下で公開されています。詳細については LICENSE ファイルを参照してください。

Author

プロジェクトの著者やメインの貢献者の情報を記載します。

  • kght6123

References

docs/99-1_samples.mdを参照してください。

Print(kindle direct publishing)

KDP(kindle direct publishing)によるプリント出力のための設定や注意事項を記載します。

  • npm run kdpでKDP用(kindle direct publishing)のPDFを作成できます。
  • 一部のコンテンツの長さによってはKDPでエラーになるので、その場合はIssueで報告いただくかCSSを修正してください。
  • KDP用のPDFはconfigのcoverのfront(表紙)とback(裏表紙)が除外され、start(中表紙)とend(裏中表紙)のimages指定が無視(テキストのみの表紙)になります。これはKDPは表紙と裏表紙を別途アップロードする必要があることと、ページ全体の画像がエラーになるためです。

Note

このプロジェクトに関する追加の注意事項や補足情報を記載します。

VivlioStyle Viewerの実行について

「VivlioStyle Viewer」はHTMLやMarkdownを読み込んで組版結果をプレビューします。

VivlioStyle Viewerを利用するには以下の方法があります:

  1. VivlioStyle Viewerをインストールして、Node.jsから実行します。
  2. VivlioStyle CLIを使って実行します。
  3. VivlioStyleのサイトで公開されているvivliostyle-viewer-*.zipをダウンロードして実行します。

VivlioStyle CLIを使わずに、npm install @vivliostyle/viewerでインストールし、Webサーバー(今回は「h3」を利用)を設定して利用しています。

ブラウザを自動リロードする

プレビューのためにBrowsersyncを利用して、MarkdownやCSSの更新時にブラウザを自動リロードさせることができます。

次のコマンドを実行すると、Chromeブラウザが開き組版のプレビューが表示されます。

npx browser-sync start --proxy 'localhost:3000' --files="dist/lockfile" --startPath="/index.html#src=/dist/publication.json&bookMode=true&renderAllPages=true&style=/dist/global.css" --browser "google chrome"

このコマンドはSafariなどの他のブラウザでも可能ですが、今回はPDFの出力結果との互換性なども考慮してChromeブラウザを利用しています。

また、npm run dev:syncで容易に呼び出しを可能としています。

ToDo

  • デモサイトの作成をする
  • 変更されたファイルのみを上書き更新をする
  • Handlebarsで実装されたカスタムタグをRehype/Remarkプラグインとして実装する(Markdownとしての互換性の向上)

ChangeLog

  • v0.10 4/26 プロジェクト作成
  • v0.11 7/10 Windowsで起動しない問題を修正 #7、Mermaid生成の内部処理を公式のものに変更
  • v0.12 7/11 Playwrightが起動しないバグへの対応、npm scriptsの整理
  • v0.13 7/14 新書版サイズへの対応
  • v0.14 11/2 kindle direct publishing(KDP)への対応
  • v0.15 11/13 CLIプログラムをtechbook-template-cliへ分割し外部ツール化